板タブのすすめ〜スマホ絵描きを卒業する君へ〜

「安物買いの銭失い」とはよく言う。
だけど何事も、始めるときは一流のものを買う必要はないと常々思っている。
イラストにおいても同じだ。

目次

指描きの限界

なので最初はまずスマホでのお絵かきからスタートすることを推奨しているのだけど、指描きのデメリットとして指がつってくるということがある。

理想の線が引けるまでやり直しを何回もするため、人差し指の付け根あたりが悲鳴を上げてくる。
めちゃくちゃ描くのが好きな人だと、多分1ヶ月以内に指が痛くなって絵が描くのが難しくなると思う。

指描きの次にわたしがおすすめしたいのが板タブである。

なぜ板タブ?

多くの人は液タブやiPadに移行していくのだけど、わたしは板タブ派である。
板タブには多くのメリットがあるからだ。

メリット

  • 価格が安い(1万円以下〜)
  • 疲れにくい
  • スペースをとらない

まず圧倒的コスパである。
数千円の安価なものでもイラストを描くのに十分適している。

そして見逃せないのが正しい姿勢を保ちやすく、疲れにくいというメリット。

板タブやiPadは、手元を見て描くので前傾姿勢になりやすく、首や肩がこりやすい。
また手首〜腕で描く癖がつくので、手が痛くなりにくい。
長く描き続けたいなら、板タブを選べば体の負担は少なくなる。

さらに意外と省スペースで、机に座ればすぐお絵かきできるため、お絵描き習慣の継続にも◎。

板タブを選ばないほうがいいケース

逆にデメリットというか注意すべき点もある。

  • PCがない人はPCを買わなければならず、出費がかさむ
  • 最初は目と手がズレる感じがあるかもしれない

ただ、PCを持っていることが前提条件なのは液タブも同じ。

描くときの違和感は数日で慣れると思う(わたしは感じたことはない)が、気になるなら大型家電量販店で試し書きをしてみよう。

おすすめコスパ良し板タブ

わたしが実際に使い、コスパがいいと感じたのは【Amazon.co.jp限定】One by Wacom
かの有名なWacom社製。

似た名前の商品が多くてややこしいけど、表面が黒で裏が赤色のデザインのもの。

この記事を書いている時点で、Sサイズが6,600円くらい。
わたしが購入したときは割引があり約5,200円だった。
国産の有名メーカーではコスパが突出していると思う。

選んだポイントは価格と、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のPRO版が3ヶ月分ついてくること。
3ヶ月使い倒せれば上等!と思っていたけど、半年くらいは余裕で使えた。

高価格帯と比べたら筆圧感知は控えめでファンクションキーなども一切ついていないが、それ故シンプルかつコンパクトで取り回しがよい。

クリスタを触ってみたいという方、板タブを試してみたい方には全力でオススメしたい。

プロ仕様は板タブの感覚に慣れてから

繰り返しになるけれど、絵を描くうえで重要なのは「継続すること」。
最初のうち必要な道具は機能モリモリなプロ仕様のものではなく、あなたのお絵かきライフを一緒に伴走してくれるかどうかで選んでみよう。

参考になれば嬉しいです♪

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